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視力回復機器について

視力回復機器がネット上で販売されています。

昔は、よく雑誌の広告に載っていましたが、最近は見かけないような気がします。
昔から、たしかデパートとかに市販されたことは、一度もないはずです。ずっと通信販売で売られてきたわけですね。どこか後ろめたいところがあるのでしょうか?

視力回復センターはよさそうだけど、費用もかかるし、通うのも大変という人は、視力回復機の購入を検討するのもいいかもしれません。市販の本やインターネット上で、無料で出来る視力回復の方法が公開されています。それを見ても、何だか難しいという人は、視力回復機器を購入して、それに任せてしまうのも一つの選択肢です。

視力回復機器の問題点として、買って実際に使用してみないと、その効果が分からないということがあります。また近視といっても、いろいろな段階があり、効果のある人もいれば、ほとんど効果を実感できない人もいるでしょう。

三つの近視に対する効果

近視といってもピンキリなのです。
仮性近視は、たんに毛様体筋が緊張している状態。厳密にいうと近視ですらありません。肩こりのようなものですから、このような視力回復機器によって、視力回復するかもしれません。眼科にもワックという視力の機械が設置されていることがあります。

角膜が飛び出てくる屈折性近視の場合でも、眼球は伸びていないとされていますから、このような視力回復機器で、近視が良くなるかもしれません。学校検眼でいうと、B判定、C判定というところでしょうか?

結局、視力回復機器は、眼球と脳にまだ柔軟性がある子供なら、ためしてみる価値はあると思います。やらなければ、けっして視力は回復しませんが、視力訓練すれば、なんらかの良い結果が出る可能性があります。

問題は、眼球が伸びだした軸性近視です。
視力0.1以下は、まぎれもない軸性近視。このレベルになると、どのような視力回復機器を使用しても、視力を完全に元に戻すことは困難になります。ただし、毛様体筋の緊張を解いて水晶体が薄くなったぶんだけは、視力アップするかもしれません。疲れ目の解消はできるでしょう。

視力回復機器の種類

視力回復機器やグッズには、スーパービジョンやビジョンブライト、アイトレーナー、エコーアイトレマシン、Dr.Rexなどがあります。それぞれに特徴がありますが、いずれも毛様体筋の緊張を解くことに主眼が置かれています

前述したように仮性近視は、とくに毛様体筋が肩こりのように緊張している状態。そのため、こういった視力回復器具によって、毛様体筋の緊張が解ければ、視力回復できる可能性があります。

しかし屈折性近視は角膜が突出していますし、軸性近視は眼球がラグビーボールのように長くなっています。こういった近眼の場合、毛様体筋の緊張を解いたところで、視力回復にも限界があります。

屈折性近視の場合は、毛様体筋がリラックスして水晶体が薄くなったぶんだけは、視力アップする可能性があります。しかし軸性近視の場合は、なかなか視力向上は困難だと思われます。

なかにはメガトレという視力回復機器もあります。
これは実際は、近視を回復させる機械ではなく、動体視力を訓練するマシンです。目をすばやく動かして、文字を読み取ったりする能力ですね。これはスポーツマンに必要とされる視覚機能で、これがそのまま視力アップにつながるものではないと思います。

なかには目を動かしているうちに、腹痛がしたり気分が悪くなる人もいるようです。眼球には血圧に影響を与える部分があるそうですから、それが関係しているのかもしれません。