肥満

健康生活のアイデア

肥満の危険性

肥満とダイエット

肥満は、とくに女性であれば気になるもの。

しかし、男性であっても肥満をそのまま放っておくと大変な
ことに・・・。
肥満は、あらゆる生活習慣病を引き起こす原因になります。

このページでは、肥満の危険性を考えてみたいと思います。

肥満は危険
肥満には誰だって、なりたくないものです。女性ならとくにそうですね。肥満の欠点は、一般的に見た目が悪いから、と思われがちです。男性の場合は、女性ほど見た目を気にしないところがあります
から、べつに肥満でもいい、という人も多いかと思います。

しかし、肥満が問題なのは、見た目ではなく、健康面への影響です。極言すれば、肥満が元で寿命が縮まり、大きな疾患を引き起こすことに・・・。
実は肥満は、糖尿病、高血圧、高脂血症と並び称されるほど危険なもの。

肥満は生活習慣によって引き起こされますが、遺伝の影響も大きく受けています。しかし遺伝が原因の肥満であっても、生活習慣の改善によって解消していくことが可能です。


肥満とは?
肥満はたいていは見た目で判断できるもの。体重でもある程度は判定できます。しかし、あくまでも
目安となります。

体重が重くても、イコール肥満とはいえません。肥満とは、体内に占める脂肪の割合で決まります。
ですからスポーツをしている人は筋肉の量が多いために体重があっても、肥満ではありません。

反対にやせているようでも、内臓に脂肪がたまっている「隠れ肥満」の人もいます。
こういうタイプは自分でも肥満であるはずがないと思っているので、非常に危険。知らないうちに脂肪がたまっていって、心臓病や脳卒中の引き金に・・・。
肥満のうち、皮下脂肪よりも内臓脂肪のほうが危険なのです。
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2種類の肥満
一口に肥満といっても2種類あります。ご存知と思いますが、皮下脂肪型の肥満と、内臓脂肪型の
肥満です。
エネルギーの備蓄を預金に例えると、内臓脂肪は普通預金、皮下脂肪はいざというときの定期預金や積立預金といえます。つまり、内臓脂肪は比較的容易にたまるものの、簡単に燃焼することができます。

皮下脂肪は、保温や妊娠・出産のため、内臓脂肪は衝撃から内臓を守るためのクッションのために
大切なもの。また、飢餓に対する蓄えという大切な役割もあります。しかし、過剰になると問題に
なってきます。

この両者のうちで、より危険なのは内臓脂肪型の肥満です。内臓脂肪は真っ先に蓄えられる脂肪であり、腹腔内は血管が多く張り巡らされているために、血液中にも溶け出しやすいのです。
反対に言えば、内臓脂肪は落としやすく、比較的簡単にお腹をへこましていくことが可能。男性は
お腹がへこんでから、徐々に全身がスリムになっていきます。

女性はもともと、男性よりも内臓脂肪がつきにくくなっています。このことは、女性の場合、内臓脂肪が原因の疾患は少ないということ。
男性に内臓脂肪が多いのは、女性よりも筋肉量が多く、その熱源として内臓脂肪が必要だからです。


肥満の悪循環
食事の後は血中の中性脂肪値が一時的に上昇します。そのあと徐々に、脂肪分解酵素リパーゼの働きによって脂肪細胞へと蓄えられて、血液中の中性脂肪値はもとに戻るようになっています。

しかし、肥満の人や間食の多い人、過食気味の人は、血液中の中性脂肪値が長い間高いままで、
なかなか下がりません。間食の多い人も、脂肪が少なくなってきたと思ったら、また食べるわけです
から、高いまま。
このように肥満の人は、血液中の脂肪値が常に高い状態ですから、やせている人よりも脂肪が蓄え
られやすい体質といえます。しかも常に中性脂肪値が高い状態ですから、高脂血症の危険性も。

肥満の人は食べ過ぎの傾向にあります。過食すると、より多くのインスリンがすい臓から分泌される
ことに。ところが、インスリンは肝臓での中性脂肪の合成を促進してしまうのです。つまり、食べ過ぎてインスリン分泌量が多くなると、より多く脂肪が作られるのです。
このことから、肥満の人の大食は肥満に拍車をかけることに・・・。これが肥満の悪循環に入った人がますます太っていく理由です。

さらに、そうして増えすぎた中性脂肪が分解してできる「遊離脂肪酸」は、インスリンの働きを阻害します。インスリンはブドウ糖を細胞へと送り渡す役割を持っているので、働きを阻害されると、糖質の行き場がなくなり、血液中に溢れることに・・・。
このことによって血糖値が下がりにくくなり、糖尿病の危険が出てきます。


動脈硬化の危険性
以上のように肥満になると、ますます脂肪がたまっていきがちです。
あまりに多くの脂肪が血液中にあふれてくると、血管に悪玉コレステロールが付着し、動脈硬化が
進行していきます。動脈硬化は本人の気づかないところで、徐々に静かに進行していきます。

実は、肥満のもっとも恐ろしい点は、この動脈硬化を引き起こすことにあるといえます。コレステロールが付着して粥状化してくると、文字通り硬くなってくると同時に、通り道が狭くなってきます。そうなると心臓や脳に送られる血液量が少なくなることに・・・。
これが虚血性心疾患といわれる心筋梗塞や狭心症、そして脳卒中を引き起こします。これらは血栓が作られて血液が行かなくなったり、血流量が少なくなったりするために起こる疾患です。

こうならないためには、動脈硬化を引き起こさないことです。動脈硬化にならないためには、体内の
中性脂肪値を下げることです。体内の中性脂肪値を下げるには、肥満を解消することです。
とくに内臓脂肪を減らすことです。一見やせているような人でも、お腹が出ている人は要注意。

最悪の結果を招かないために、普段の習慣から変えていく必要があります。肥満を解消する方法
としては、運動療法と食事療法があります。


有酸素運動と食事
運動療法としては他のページでも説明していますが、有酸素運動があります。激しい運動以外は、
体に好影響をもたらすものです。運動をすれば血液中の中性脂肪を使っていけるし、蓄えられている体脂肪をも減らしていけるのです。

有酸素運動とともに筋肉をつけることも有効です。
激しすぎるものはいけませんが、アイソメトリクスのような簡単な筋力づくりをすると、筋肉がついて
きて、基礎代謝が上がります。そうなると、あなたが寝ているときにも体内の中性脂肪を燃やして
いけるのです。

内臓脂肪は、体脂肪のうちでも真っ先に使われます。ここはたまりやすい代わりに、減りやすい場所。内臓脂肪が危険なのは、減りやすいために、普段でも血液中に脂肪が溶け出してしまうことです。
ですから、内臓脂肪はできるだけはやく解消する必要があります。

1日30分の有酸素運動を続けていけば、徐々に内臓脂肪を減らしていくことができます。皮下脂肪も徐々に落ちていき、肥満を解消していけます。

しかし、いくら運動だけしていても、過食を続けていてはダメです。食事量も抑えなければなりません。そのための有効な方法はよく噛むこと。20分くらいかけて、よく噛んで食べれば、満腹中枢が働き、
小食でも満腹を感じることに。

さらに食物繊維にも中性脂肪を減らす効果があります。私としてはケールがオススメです。ケールは緑黄色野菜の王様といわれています。

また3食をきちんと摂ることです。2食にしてしまうと、体がエネルギーを有効に使おうと働くために、
脂肪がたまりやすくなるからです。ですからダイエットのために食事を抜くのは逆効果。

とにかく運動と食事、この両方を工夫していけば肥満が解消でき、動脈硬化をはじめ高血圧、
高脂血症、糖尿病などを予防していくことができます。

ダイエットというと見た目だけを意識しがちですが、健康のためにもとても大切なものです。
ただ、無理な食事制限は低血糖や筋肉量の減少、骨量の低下を招くので、気をつけましょう。



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