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ストレスで眠れないときの対策法

 

ストレスで眠れない人は、けっこういるのではないでしょうか?
ストレスにも精神的なもの、肉体的なものがあります。ストレスで眠れない場合、以下のように大別できるのではないかと思います。

  • 精神的なストレス、悩み
  • 肉体的なストレス〈筋肉痛、関節痛、病気など)
  • 悩みを伴わないストレス(カフェイン、運動、入浴など)

いずれにしても、体内では自律神経のうち交感神経が活発になっています。
眠る時間は、本来、リラックスを司る副交感神経が優位になる時間帯です。それなのに興奮を司る交感神経が優位になっているために、寝つけないわけです。

となるとストレスで眠れないときは、いかに交感神経を副交感神経に切り替えるかということが、不眠症対策のカギだと言えます。

とはいっても精神的なストレスや悩みの場合、その日に起きたことなどが、頭に去来して、離れなかったりします。どうしても、その思いが大脳を刺激して、興奮を引き起こすわけです。

また肉体的なストレスでは、体の痛みや筋肉痛が元となって、安らかに寝ようとしても、そうはさせてくれません。寝る直前に食べたり、激しい運動や熱いお風呂に入った場合も、体温が高くなっているので、眠らせてくれません。これも一種の肉体的なストレスといえます。

本来、こういった心身のストレスは、寝る前までに解決すべきです。
そうすれば、ストレスで眠れないということはないはずです。とはいっても寝床まで、ストレスを持ち込んでしまった場合は、どうしたら不眠症を解消できるのでしょうか?

この方法としては、以下に説明するような、できるだけ副交感神経を優位にする不眠症対策を取ることです。また眠気が出てくるまで、忍耐強く待つことです。それ以外に方法はありません。

リラックスが副交感神経を優位にする

ストレスで眠れないときに、副交感神経を優位にする方法としては、リラックスすることが基本です。寝付けないとき、どうしても寝ようとして焦ってしまいがちですが、これでは逆効果。むしろ悠々と構えて、眠気が出てくるのを待つという姿勢が大切です。眠気が出てきてこそ、人は眠れるのです。眠気がないということは、まだ体が眠りたくないということです。

ストレスで眠れない時は、リラックスが大事ですが、体の力を抜くようにすると、うまくできます。とくに顔の力を抜くように意識しましょう。それとともに呼吸をゆったりとすることが大切です。腹式呼吸という方法もありますが、そこまでせずとも、意識的にゆっくり深呼吸するだけでも違ってきます。

ストレスで眠れないときは、つぎにイメージを使います。
なにか楽しかったことを思い浮かべてもいいでしょう。とにかく精神的なストレスの元になることから、気持ちを切り離すことです。羊を数えるのは退屈すぎるので、気持ちを逸らすには効果が弱すぎます。それよりも過去の楽しかったことを思い浮かべるのがよいと思います。

まとめると、ストレスで眠れないときは、基本は眠気が出てくるまで忍耐強く待ちつつ、以下の不眠症対策を試みます。

  1. 体の力をできるだけ抜く
  2. 呼吸をゆったりとさせる
  3. 楽しいことをイメージする

そうしていれば、脳内のカテコラミンも落ち着いて、また体温が下がってきて、心地よい眠気が現れる瞬間がやってくることでしょう。

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